グレースケール・リサーチは、トークナイゼーションのメガトレンドにおいて最大の恩恵を受けるブロックチェーン・プロトコルとして6つの銘柄を特定した。
同資産運用会社は、トークナイズド資産市場が前年比217%拡大したと指摘している。ただし、世界の株式・債券市場全体のわずか0.01%程度にすぎず、更なる成長余地があるとみる。
トークナイズド資産は約300億ドルと、約300兆ドル規模の証券市場のごく一部となっている。オンチェーンで最も多いのは米国債で約150億ドル、次いでコモディティが約50億ドル。プライベートクレジットやファンド、株式などの規模はより小さい。
最新レポートでザック・パンドル調査責任者とウィル・オグデン・ムーア氏は、このギャップがデジタル資産分野の未開拓の余地であると位置づけた。
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レポートは、より多くの資産や取引がオンチェーンに移行することで、トークナイゼーションが資本市場を変革するとの見方を示す。このメガトレンドはまだ初期段階にあり、基盤となるブロックチェーンに大きな価値をもたらす可能性があるとする。
同レポートがまず指摘したのはカントンである。RWA.xyzのデータによれば、カントンは全オンチェーンRWA価値の93.8%のシェアを持ち、トークナイズド資産価値は3900億ドル超に上る。この分野で最大規模となっている。
グレースケール・リサーチは、カントンのような機関投資家向けネットワークが短期的にリードすると指摘する。これらは公開型ブロックチェーンとは異なり、従来金融の運用形態を踏襲しており、利用者や仲介業者の移行も円滑に進む可能性がある。カントンはデフォルトでプライバシーも確保しており、多くの機関投資家向け用途において不可欠な要件となっている。
続いてイーサリアムは、分散型RWA市場シェアの54%以上を占めている。トークナイズド資産は約160億ドル、分散型金融(DeFi)の総ロック額は約500億ドルに上る。
BeInCryptoのエキスパート・カウンシルの見解も、イーサリアムが伝統金融(TradFi)フローの受け皿になると指摘する。
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ソラナは資産規模で20億ドル超となり、1秒あたり1000件超の高いスループットを実現している。
一方、グレースケールはチェーンリンクを、トークナイゼーション分野における「ピック&ショベル」の最有力銘柄と評価する。トークナイズド資産のライフサイクル全体で必須となるミドルウェア・インフラを提供していることが理由だ。また、アバランチやBNBチェーンも恩恵を受ける銘柄と指摘した。


