トランプ米大統領による「プロジェクト・フリーダム」発表を受け、原油と暗号資産市場は対照的な反応を示した。
原油指標は小幅な下落となる一方、世界最大の暗号資産はアジア時間早朝に8万ドルまで急騰した。
市場データによれば、ブレント原油は0.16%下落し1バレル108ドルとなった。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油は0.29%下落し、本稿執筆時点で101ドル。
ビットコインは8万ドルまで上昇した後、執筆時点で7万9715ドルまで戻した。この1日で1.9%上昇した。
トランプ米大統領は19日、「プロジェクト・フリーダム」を発表した。同作戦は中立の外国船舶をホルムズ海峡から護送することを目的とする。米国とイランの対立で、多くの船舶が海峡に足止めされている。
作戦開始は中東時間で月曜朝を予定している。トランプ氏は人道的措置と位置付けた。また妨害行為に対しては、断固として対応すると警告した。
トランプ氏の投稿後、米中央軍(CENTCOM)は、誘導ミサイル駆逐艦や100機超の航空機、無人プラットフォームおよび兵員1万5000人を同作戦に投入すると表明した。
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一方、トランプ氏は外交交渉についても楽観的な姿勢を見せ、「極めて前向きな」対イラン協議を代表団が進めており、すべての当事者にとって建設的な結末が見込めると述べた。
しかしイラン側は異なる見解を示した。イランの有力議員であるエブラヒム・アジジ氏は、ホルムズ海峡での米国の介入は現行の停戦合意違反として扱われると警告した。
今後は作戦開始とイランの現地対応に注目が集まる。原油やリスク資産は、これらの動向に敏感に反応する状況。
従って、ホルムズ海峡で情勢が再び緊迫化、または打開されれば、原油・株式・暗号資産市場に大きな動きが及ぶ可能性。
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