ベニス(VVV)、トンコイン(TON)、インターネットコンピュータ(ICP)は、今週注目すべきアルトコインに挙げられる。いずれも先週のアルトコイン上昇を主導し、現在、重要なテクニカル水準に位置している。
各トークンはいずれも数か月にわたる蓄積フェーズを上抜け、活発な上昇局面へと移行した。今週の価格動向が、上昇が継続するか、初期の抵抗線で足踏みするかを左右する可能性がある。
ベニス(VVV)は過去7日間で78%上昇し、16.80ドル付近で推移している。日足チャートでは、価格が外部フィボナッチ1.272(17.30ドル)を示現しており、これが最初の主要な上値目標となる。
次のレジスタンスは外部フィボナッチ1.618(21.52ドル)に設定される。出来高はブレイクアウト時に急拡大しており(緑矢印)、RSIは上昇傾向を示しつつ過熱圏にあり、弱気のダイバージェンスは確認されない。BBWP指標のボラティリティも極端な高水準(赤色)に達している。
最初の強力なサポートは逆フィボナッチ0.618(9.30ドル)に見られる。この水準を下回ると強気シナリオは否定され、さらに深い調整局面への移行が想定される。
Xユーザー @TimeFreedomROBも同様に強気な見解を示している。同トレーダーは、VVVが22.50ドルを突破し価格発見局面に進むことで、出来高の拡大が継続すると予想する。
トンコイン(TON)は、過去24時間で6%下落し、2.28ドル付近で推移している。テレグラム関連の直近ニュースに支えられ、週間上昇分のおよそ80%を維持する展開。
日足では、急伸局面を経て0.618フィボナッチ(2.74ドル)から反落した状況。現在の調整は0.382フィボナッチ(2.12ドル)をターゲットとしており、この水準は過去に蓄積レンジの上限となっていた。
このゾーンから反発できれば、0.786フィボナッチ(3.18ドル)への上昇が見込まれる。RSIは70付近まで低下したが、上昇傾向に維持。日次出来高はブレイクアウト時に拡大し、現在は落ち着いており、サポート維持後の継続的な動きが期待される場面。
Xユーザー @mejsidzejは、時間足チャートでも同じ押し目買いゾーンを指摘。同氏は2.08ドル~2.33ドルを最初の買いエリアとし、売り圧力が強まれば1.60ドル~1.76ドルの深いゾーンが意識されるとの見方を示した。
インターネットコンピュータ(ICP)は過去1週間で40%超の上昇となり、3.39ドル付近で推移している。日足チャートには、2月初旬から5月初旬にかけての数か月間の蓄積ゾーンを上抜けた様子が映し出されている。
0.382フィボナッチ(3.10ドル)は、これまでレジスタンスだったが、現在サポート水準に転換され、テストされている。週初には0.618フィボナッチ(3.75ドル)で一度反落している。
3.75ドルを明確に上抜ければ、次の抵抗帯である4.23ドル付近が視野に入ってくる。RSIは引き続き過熱圏で上昇傾向を示し、目立ったダイバージェンスは見られない。日次出来高も蓄積レンジ時より高水準を維持している。
Xユーザーの@KatochXcrypto氏は、より長期的な時間軸での見方を共有した。同氏の週足チャートでは、長期の下降チャネルと13ドル付近を目標とする動向が強調されており、中期的な大幅な値動きの余地が示唆されている。
3つのアルトコインは、いずれも新たな週を同じテクニカルシグナルで迎える。いずれも数カ月に及ぶ蓄積フェーズを上抜けて、拡大局面に入った。先週の上昇によってVVV、TON、ICPはパフォーマンス上位のアルトコインに名を連ねた。
強気な見通しは、VVVが9.30ドルを維持する限り続く。TONは2.12ドル、ICPは3.10ドルの防衛が必要となる。いずれかのサポートを割り込めば、以前の蓄積ゾーンまでの大幅な下落が予想される。

