この記事はまず24/7 Wall St.に掲載されました。タイトル:VIGに取って代わる:利回り重視の投資家がひっそりとバンガードを捨て、3.3%の高利回りファンドに乗り換える理由
バンガード・ディビデンド・アプリシエーション ETF(NYSEARCA:VIG)のセールストークは、常に理にかなって聞こえてきた。毎年配当を引き上げる企業を保有し、複利に働いてもらう。そして、株式が成長する間に相応の利回りを受け取る。
しかし問題は、VIGの利回りが収入志向の投資家が満足できる水準からは程遠い、1.5%前後にとどまっている点だ。シュワブ・米国配当株式 ETF(NYSEARCA:SCHD)は約3.3%を支払い、配当の「誕生日」ではなく配当の持続性をスクリーニングする。利回り重視の保有者にとって、この格差こそがVIGからSCHDへの着実な移行を説明している。
VIGはS&P米国配当成長インデックスに連動しており、10年連続の増配を条件とし、その上で適格企業の中から利回り上位25%を除外する。この最後のスクリーニングこそ、パンフレットがさらっと流している部分だ。
企業の利回りは、配当が株価よりも速く成長したときに上昇する。これはまさに配当成長投資家が報いるべき行動のはずだ。しかしVIGは売却することでそれを「罰する」。残るのは、配当の外見をまとった優良大型株バスケットであり、控えめな利回りを支払い、残りを自社株買いと成長に投じる銘柄に傾いている。
SCHDはまったく異なるスクリーニングを行う。ダウ・ジョーンズ米国配当100は、キャッシュフロー対債務比率、自己資本利益率、予想利回り、5年間の配当成長率で企業をランク付けし、約100銘柄をウェイト付けする。上位10ポジションは3.97%から4.26%に集中しており、医薬品、エネルギー、防衛、通信、生活必需品、タバコに大きくウェイトが置かれている。AIを追いかける誰にも見向きもされない、キャッシュリッチな成熟企業だ。
10年間でVIGは256%のリターンを上げたのに対し、SCHDは238%。この差は、メガキャップ・テクノロジーの上昇局面におけるVIGの成長寄りの傾斜を反映している。純粋な長期トータルリターンではVIGがわずかに上回る。しかし直近では状況が逆転している。SCHDは過去1年間で26%上昇し、VIGの18%を上回る。年初来ではSCHDが18%のリターンを上げる一方、VIGは7%にとどまっている。バリュー・ローテーションはSCHDに有利に働いている。
キャッシュのためにこれらのファンドを購入する人にとって、議論の決め手となるべきは収入の格差だ。VIGの直近4四半期の配当支払いは0.83ドル、0.88ドル、0.86ドル、0.87ドルで、235ドルの株価に対して約3.45ドルのトレーリング支払いとなっている。SCHDのトレーリング支払いは32ドルの株価に対して約1.05ドルとなる。配当バケツから年間4万ドルを引き出す退職者がその金額に達するためには、SCHDの方がはるかに少ない資本基盤で済む。
SCHDは、配当収入を支出に充てるか、意味のある利率で再投資したい投資家に適している。716億ドルの資産に対する0.06%の経費率は、コストと流動性がボトルネックにならないことを意味する。ボトルネックとなるのは、テクノロジーをアンダーウェイトにして景気循環株をオーバーウェイトにする意思があるかどうかだ。
VIGは別のタイプの人に適している。アクティブ運用の品質ファンドにコストを払わずに、収益性が高く株主思いの大型株への傾斜を望み、配当を給料としてではなく税務上非効率な付け足しとして扱う人だ。0.04%の経費率で、株式形態でクオリティ・ファクターを保有する最も安価な方法の一つだ。正しい捉え方は、VIGを「たまたま配当を支払うクオリティ・ファンド」として保有することだ。
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この記事はまず24/7 Wall St.に掲載されました。タイトル:VIGに取って代わる:利回り重視の投資家がひっそりとバンガードを捨て、3.3%の高利回りファンドに乗り換える理由
