トヨタはサンアントニオ工場に第2組立ラインを新設し、2,000人の雇用を創出するとともに、年間生産能力を15万台引き上げる計画だ。(トヨタ提供)
東京:日本の自動車大手トヨタは火曜日、メキシコから米国へ中型ピックアップトラック「タコマ」の生産を移管すると発表した。これは、テキサス工場への36億ドルの投資の一環である。
この発表は、ワシントンがメキシコおよびカナダとの北米貿易協定の更新を拒否してから数日後に行われたもので、企業間の不確実性を高めている。
トヨタは11月、向こう5年間で米国に最大100億ドルを投資する計画を発表していた。
車両販売台数で世界最大の自動車メーカーであるトヨタは、火曜日の声明で、サンアントニオ工場に第2組立ラインを建設し、2,000人以上の雇用を創出するとともに、同工場の年間生産能力を15万台増強する計画であると述べた。
同社は「この投資は、トヨタの地域に根ざした競争力のある生産体制をさらに強化することを目的としている」と述べ、新ラインは2030年に稼働開始予定だと付け加えた。
ドナルド・トランプ大統領が自動車、鉄鋼、アルミニウムなどに関税を引き上げる中、トヨタや他の主要自動車メーカーは生産を米国へ移管している。
世界の自動車メーカー、特に米国の自動車メーカーはこれまで、現行の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を含む様々な貿易協定の恩恵を受けるため、メキシコをはじめとする国々で生産を行ってきた。
同協定は向こう10年間有効であるが、ワシントンは先週、貿易協定を今後毎年見直すと発表しており、この動きは投資家心理に影響を与えると予想されている。
トヨタ株は前場取引で1.3%上昇した一方、日経平均株価は1.2%下落した。

