20日-21日にかけて暗号資産(仮想通貨)のビットコインは大きく下落。現時点(21日14時)では8万5,000ドル台で推移しており、サポートラインとして機能していた8万8,000ドル台を下抜けて安値更新を続けている。 1 […]20日-21日にかけて暗号資産(仮想通貨)のビットコインは大きく下落。現時点(21日14時)では8万5,000ドル台で推移しており、サポートラインとして機能していた8万8,000ドル台を下抜けて安値更新を続けている。 1 […]

ビットコイン、8万5,000ドル台へ下落──9月米雇用統計が市場予想を大幅に上回る

2025/11/21 15:11
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20日-21日にかけて暗号資産(仮想通貨)のビットコインは大きく下落。現時点(21日14時)では8万5,000ドル台で推移しており、サポートラインとして機能していた8万8,000ドル台を下抜けて安値更新を続けている。

2025年11月21日のビットコイン(BTCUSD)の1時間足チャートビットコイン価格チャート(対米ドル) 出典:TradingView

18日に8万9,000ドル台、20日に8万8,000ドル台、と安値更新が小幅かつ緩やかになっていたことから、底が近いとみられていた。しかし、20日夜に発表された9月米雇用統計が市場予想を大幅に上回る強い結果となったことを受け、12月利下げ期待が後退したという見方が広がり、リスク回避の売りが進んだ。

同じリスク資産である株式市場でもリスク回避の動きが活発化している。20日のニューヨークダウ平均株価は始値(46,567.51ドル)から約800ドル下落し、終値45,752.26ドルで取引を終えた。21日の日経平均株価も前日終値(49,823.89円)から大きく値を下げており、一時は1,200円超下落する場面もあった。なお21日14時時点では48,600円台で推移している。

このように市場全体でリスクオフの動きが活発化しているため、ビットコインも上値が重い展開が続くと思われる。下値では次の節目となる8万ドル台を意識しながら、取引戦略を練る必要があるだろう。

米雇用者数は11.9万人増加で予想を上回るも、失業率は悪化

米労働省は20日、政府機関封鎖の影響で遅れていた9月の雇用統計を公表した。データによると非農業部門雇用者数は前月から11万9,000人の増加し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値5万1,000人増を大きく上回る結果となった。

一方で9月の失業率は4.4%と小幅に悪化。なお市場予想は4.3%、前月実績も4.3%だった。

投資家にとっては良否が入り混じる結果となったが、概ね良好な結果と受け止められている。ただし、市場ではこの報告はビットコインやリスク資産を大きく動かすには情報が古すぎるとの見方もあり、影響は短期間の限定的なものとなるだろう。

FRB高官、12月の追加利下げに慎重姿勢

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は20日、「私見では、経済の基盤はかなり強い。金利は最終的にかなり低下すると感じている」と指摘。続けて「短期的に利下げを過度に前倒しし、現状は一時的でインフレは再び低下すると期待することには幾分不安がある」と述べた。

また、米クリーブランド連銀のハマック総裁も20日、「労働市場を支えるために利下げを行えば、高止まりしているインフレの時期を長引かせるリスクがあり、金融市場でのリスクテークを助長する恐れもある」とした上で、「次に景気の減速局面が訪れた際には、本来よりも深刻になり、経済への影響がさらに大きくなる恐れがある」と語った。

両者ともに12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに慎重な姿勢を示している。9月の雇用統計の結果を踏まえても、市場では12月のFOMC政策金利を据え置くとの見方が強くなっており、リスク資産にとっては厳しい状況が続きそうだ。

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