米シリコンバレーの著名スタートアップ・アクセラレーターであるYコンビネーター(YC)は4日、採択されたスタートアップが50万ドルの資金提供をステーブルコインで受け取れるようになったと発表した。
YCは「ステーブルコインはフィンテックの新時代を切り開いている」と説明する。USDC
USDCなどのステーブルコインは送金コストが1セント未満、処理時間は1秒以内で、国境を越えた送金でも外国為替手数料が発生しない点を強調した。既に数兆ドル規模のステーブルコイン決済が実行されており、理論ではなく実用段階にあるとの認識を示している。
実際にYC卒業生のスタートアップは、ステーブルコインを活用して急成長を遂げている。AsporaとDolarAppはインドと中南米で数百万人のユーザーに低コストの決済・送金サービスを提供中だ。GENIUS法の成立と金融機関の採用拡大により、ステーブルコインの普及が加速しているとYCは分析する。
YCは「暗号資産に特化していないスタートアップでも、決済・バンキング・資金調達など何らかの形で暗号資産を活用するケースが増える」と予想した。オンチェーンでの開発を進めるスタートアップに対し、2026年春季バッチの応募締切を2月9日に設定している。
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