この記事の要点 2026年2月3日、米ファンドストラット共同創業者トム・リー氏が市場見解を示す 仮想通貨市場は価格と時間の調整が進み、底入れ局面に接近と指摘 ビットコイン約7.7万ドル、イーサリアム約2,400ドルが転換 […]この記事の要点 2026年2月3日、米ファンドストラット共同創業者トム・リー氏が市場見解を示す 仮想通貨市場は価格と時間の調整が進み、底入れ局面に接近と指摘 ビットコイン約7.7万ドル、イーサリアム約2,400ドルが転換 […]

仮想通貨市場「底打ちの条件は整った」トム・リー氏が反発局面入りを示唆

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この記事の要点

  • 2026年2月3日、米ファンドストラット共同創業者トム・リー氏が市場見解を示す
  • 仮想通貨市場は価格と時間の調整が進み、底入れ局面に接近と指摘
  • ビットコイン約7.7万ドル、イーサリアム約2,400ドルが転換点候補に
  • イーサリアムでアクティブアドレス増加など実需指標の改善を確認
  • 一方でGalaxy Digitalなどは短期的な下落リスクに言及

仮想通貨市場「価格反転の転換点に接近」

米投資調査会社Fundstrat(ファンドストラット)の共同創業者トム・リー氏は2026年2月3日、米CNBCのインタビューで「仮想通貨市場は底入れ局面に入り、反発に向けた条件が整いつつある」との見解を示しました。

リー氏は、直近の急落を経た市場について「価格調整と時間調整の双方が進行した」と分析し、投資家が注目する“中期的な転換点”に差しかかっていると指摘しています。

具体的には、ビットコイン(BTC)が約7万7,000ドル(約1,200万円)、イーサリアム(ETH)が約2,400ドル(約37万円)付近で底値圏を形成している可能性があるとした上で、主要銘柄が反発に向けた基盤を築きつつあるとの認識を示しました。

こうした見解の背景としてリー氏は、仮想通貨市場のファンダメンタルズの強さを挙げています。

特にイーサリアムでは、アクティブアドレス数の増加などオンチェーン指標が改善しており、投機主導ではなく実需に支えられた回復局面に移行しつつあると強調しました。

一方で、市場では慎重論も残っており、短期的な値動きには引き続き警戒が必要とする見方もあります。

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トム・リー氏が語る仮想通貨市場底打ちの兆候

テクニカル分析が示すビットコインの底

リー氏は今回の強気見通しの根拠として、テクニカルアナリストのトム・デマーク氏による分析を引用しました。

デマーク氏は、ビットコインが7万7,000ドル、イーサリアムが2,400ドル付近まで下落するシナリオを想定しており、足元で「価格と時間の調整」が完了したことから、反発に向けた条件が整ったとの見方を示しています。

リー氏は「これらの条件が揃ったことで仮想通貨市場は現在まさに底打ちの段階にある」との見方を示し、ファンダメンタルズが堅調であれば、価格もデマーク氏のシナリオに沿って回復に向かうはずだと強調しました。

アクティブアドレス増加が示す市場健全性

仮想通貨市場は直近数カ月にわたって調整局面が続いていますが、リー氏はその間もイーサリアムのネットワーク利用が活発化するなど、ファンダメンタルズは引き続き堅調だと指摘しています。

実際に、イーサリアムのアクティブアドレス数や取引処理件数は増加傾向にあり、リー氏はこうした実需の拡大を踏まえ、価格も追随して上昇に転じる可能性が高いとの考えを示しました。

金・銀高騰の一服が市場に与える効果

リー氏は、今回の仮想通貨市場の急落が想定以上に深刻化した要因として、2025年10月に起きた大規模なレバレッジ解消後に買い支え余力が乏しかったことや、年初から投資資金が金・銀など安全資産に流出したことを挙げています。

また、米政権による中間選挙前の積極的な政策介入や、新たなFRB(米連邦準備制度理事会)議長人事を巡る不透明感も市場心理を冷やしたと指摘しました。

ただし、足元では貴金属高騰に一服感が見られることから、これら逆風の緩和が仮想通貨市場の反発を後押しする可能性も示唆しています。

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仮想通貨市場に残る不安定要素と下振れリスク

オンチェーンデータが示す下落警戒シグナル

リー氏が強気の見方を示す一方で、市場アナリストの間では警戒感も根強く残っています。

米Galaxy Digital社の調査責任者アレックス・ソーン氏は2月3日付の投資家向けノートで「オンチェーンデータの動向などから、ビットコインは今後数週間から数ヶ月のうちに200週移動平均線である5万ドル(約780万円)台まで下落する可能性がある」との見解を示しました。

同氏によれば、この約5万ドル付近は長期投資家の買い支えが入った水準であり、仮想通貨が200週移動平均線や実現価格まで下落すれば、再び堅調な下値支持帯となる可能性が高いと指摘しています。

価格調整と戦略的買いの交差点

また、仮想通貨分析企業ナンセンの主席アナリストであるオーレリー・バーセール氏も、マクロ環境の変化によるさらなる下振れリスクに言及しました。

同氏は、仮にウォーシュ氏がFRB議長に就任して金融引き締め(QT)の再開に踏み切るような場合、市場に再び弱気圧力がかかるだろうと述べています。

現在の価格推移が2021年のサイクルと類似している点を踏まえ「ビットコインが約7万ドル(約1,100万円)まで下落する可能性もある」との見解を示しています。

一方で、オンチェーンデータ上では大口投資家(クジラ)が今回の調整局面を捉えて買い増しに動く動きも観測されています。

仮想通貨取引所Bitfinexの報告によれば、1,000 BTC以上を保有するウォレットが、直近の価格下落局面で保有量を増加させる動きが確認されており、割安と判断した投資家による下支えの可能性が指摘されています。

次の価格転換点に注がれる投資家の視線

2026年2月4日現在、仮想通貨市場は依然として不安定な状況にあるものの、専門家の見方は強弱両論に分かれています。

今後はビットコインが指摘された節目水準で下げ止まり反発に転じるのか、あるいは更なる安値を試す展開となるのかが注目されます。

リー氏の見解通りに反発局面に入るかどうかは、今後数ヶ月の市場環境や政策動向に左右されるとみられます。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.99 円)

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Source:CNBCインタビュー
サムネイル:AIによる生成画像

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