ビットコインは7万ドル付近のレジスタンス突破に苦戦し、現在は6万8,000ドル付近でのもみ合いを続けている。 6万3,200ドルのサポートライン維持が焦点に 暗号資産(仮想通貨)トレーダーのDonny氏は16日、自身のX […]ビットコインは7万ドル付近のレジスタンス突破に苦戦し、現在は6万8,000ドル付近でのもみ合いを続けている。 6万3,200ドルのサポートライン維持が焦点に 暗号資産(仮想通貨)トレーダーのDonny氏は16日、自身のX […]

ビットコイン、4月中旬に9.7万ドル到達か──7万ドル突破失敗で下落再開に警戒も

2026/02/16 14:28
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ビットコインBTCBTCは7万ドル付近のレジスタンス突破に苦戦し、現在は6万8,000ドル付近でのもみ合いを続けている。

6万3,200ドルのサポートライン維持が焦点に

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのDonny氏は16日、自身のXにて、「複数の条件が揃えば史上最高値更新の可能性が高まる」との見解を示した。

その条件の一つは、6万3,200ドル付近のサポートの防衛だ。この価格帯は、米資産運用大手ブラックロックによる蓄積レンジの平均取得価格とされており、最近のキャピチュレーション(投げ売り)時にも長い下ヒゲを形成しながら強く支持されたポイントだ。理想的な展開としては、6万3,200ドルを実体で割り込まず、ヒゲ程度の下落に留まることが望ましい。

この条件が維持されれば、テクニカルおよびマクロの複数要因が重なり、4月中旬までに9万7,000ドルを目指すシナリオも視野に入る。さらに、ドル指数(DXY)が90付近へ向かって下落トレンドを形成する可能性や、ビットコイン対貴金属の相対価値が歴史的な割安水準にある点なども、同シナリオを裏付ける要素となる。

もう一つの条件は、S&P500(SPX)やラッセル2000(RUT)が価格発見フェーズを拡大し続ける一方、米国2年債・10年債利回り(US02Y・US10Y)が低下方向へ向かう展開だ。

これらの条件が揃えば、市場は現在の安値がサイクル底であった可能性を織り込み始め、新たな史上最高値(ATH)への期待が強まる展開となるだろう。ただし、このシナリオが成立するためには、2月下旬から4月下旬にかけて具体的な価格反応とマクロ環境の変化が確認される必要がある。現段階では、重要水準の維持と流動性環境の推移が鍵を握る局面だ。

エリオット波動分析は下落トレンド継続を示唆

エリオット波動分析サービスのElliott Wave Strategyは16日、Xで「直近の反発を新たな強気相場の開始と誤認すべきではない」と警鐘を鳴らした。

テクニカル的には、現在の値動きはエリオット波動における「第4波(Wave 4)」の調整局面にあると分析しており、依然として下落トレンドの枠内での動きと解釈される。

特に重要なポイントが、0.382フィボナッチリトレースメント(約7万1,689ドル)での価格反応だ。この水準は典型的な戻りの抵抗ラインとして機能しやすく、実際ビットコインの価格はこのレベルの突破に苦戦している。さらに、チャート上では弱気継続型の構造が形成されつつあり、トレンド転換というよりも、調整後の下落再開を示唆する形状となっている。

想定シナリオとしては、短期的なレンジや小幅な反発を経た後、市場参加者を振り落とすような最終的な「シェイクアウト(振り落とし)」が発生し、その後に本格的な下落が続く可能性がある。これは、トレンドが継続している場合によく見られる典型的な展開であり、「依然として大局的なトレンドは下方向を向いている」とElliott Wave Strategyは結論づけた。

ビットコインは、引き続き下値へのトライに警戒すべき局面だが、マクロ環境次第では次の安値が長期投資にとっての好機となる可能性も考えられる。トレンドの変化を注視し、リスク管理を徹底しつつ、優位性の高いエントリーポイントを探っていきたい局面だ。

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