イーサリアム(ETH)は、過去1か月間で暗号資産市場全体および大型株デジタル資産上位10銘柄を上回る12%超の上昇を記録した。戦争を背景としたマクロ経済の変動が資本の流れを変化させる中での動き。
現在、複数のアナリストが、4月後半のETH価格上昇につながる明確な3つの強気サインを指摘している。
リスクのリサーチ責任者レオン・ワイドマン氏は、4月12日にイーサリアムのメインネットで362万件の取引記録があったことを強調した。この数字は、ネットワークが1日で300万件超のトランザクションを処理した初の事例となる。
ワイドマン氏によれば、日次トランザクション数は2025年11月以降増加傾向にある。ベースラインは約150万件から、直近6か月で約250万件へとシフトした。
今四半期に新規ユーザーが28万4000人増加し、既存のステーブルコイン供給量も過去最高を記録した。これらの指標は、イーサリアムの基盤層における着実なオーガニック成長を示す材料となる。
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一方、ステーキングインフラのプロバイダーであるエバーステークは、強力なネットワークアクティビティにもかかわらず、ETHが過去最高値の半値以下で取引されていることを指摘した。そのため、価格にはネットワーク利用度と時価評価の大きな乖離がある。
テクニカル分析面では、アナリストのクリプト・パテル氏が、イーサリアム・レインボーチャートに注目した。同チャートは、長期的な評価レンジを示す対数回帰ツールである。パテル氏によれば、
同氏は、ETHがこのレンジに到達したのは過去2度だけで、その際は18か月以内に「利確」上限レンジへと到達したと指摘する。
また別のアナリスト、アッシュ・クリプト氏は、週足MACDの強気クロスオーバー確定を強調している。移動平均収束拡散法は、長期スパンでのモメンタムの変化を追跡する指標。
アッシュ・クリプト氏によれば、過去2回の週足MACDクロスオーバーの後、ETHはそれぞれ183%と75%の上昇を記録した。
4月14日現在、ETHはおよそ2346ドルで推移する。現水準から183%の上昇なら約6639ドル、75%なら約4105ドルへの到達となる。オンチェーンの強さとテクニカル指標の共鳴が今後も持続的な価格動向を生むかどうかは、第2四半期を通じたマクロ経済環境に左右される可能性が高い。
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