トランプ大統領による連邦ガス税の停止提案が勢いを増している。ホワイトハウス当局者は米国とイランの戦争による経済的影響を抑えるため、対応策を急いでいる。
この動きは月曜日朝、トランプ大統領がCBSニュースの電話インタビューで「一定期間、連邦ガス税を停止したい」と語ったことを受けて始まった。
ロイターは、ホワイトハウス内の議論に詳しい人物の話として、一部の補佐官が当初不要と見なしていた連邦ガス税停止案に「緊急性が増している」と報じた。当局者らは、消費者負担増に対応している姿勢を示す選択肢が尽きつつある。
ある関係者は、4月下旬の時点でもこの提案は「バックアッププラン」と見なされていたと語る。だが、直近1週間でイランの停戦努力が難航し、支持が強まった。
この減税案が実現すれば、全米平均のガソリン価格を1ガロンあたり約18セント引き下げる。全米平均価格はすでに4.50ドルを上回る。ただし、トランプ大統領の案には議会承認が必要となる。
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この動きの背景には、ホルムズ海峡閉鎖で燃料コストが急騰したことがある。戦争開始以降、ガス価格は50%超上昇した。
ブラウン大学の追跡ツールによると、米国民はこの紛争以降、燃料に396億ドルの追加負担を強いられている。イプソスの消費者調査では、過去3か月でガソリン支出が増えたと答えた米国人は56%に上る。
この割合は2025年4月には24%だった。同時に、米国の石油備蓄も急速に減少している。
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一方、トランプ大統領は家計への影響懸念を退けている。
停戦協議の停滞とメモリアルデーの接近を受け、救済措置の検討猶予は縮まっている。


