暗号資産(仮想通貨)取引サービスを展開する クリプトドットコム が、予測市場サービスを独立した消費者向けプラットフォーム「オージー(OG)」として米国で提供開始したと2月3日に発表した。OGは、スポーツイベントを中心に、金融、政治、文化、エンターテインメント分野の出来事を対象とした予測市場取引を提供するとのこと。
クリプトドットコムはこれまで、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制を受けたデリバティブ取引として、スポーツイベント結果の予測・取引サービスを米国で展開してきた。2024年12月には、自社アプリおよびウェブ上で「スポーツイベントトレーディング」の提供を開始し、2025年9月には米スポーツアプリ「アンダードッグ(Underdog)」を通じた提供も発表している。
同社によると、予測市場事業は過去6カ月間で取引量が週次ベースで約40倍に拡大したという。この成長を背景に、既存アプリ内の機能としてではなく、予測市場に特化した専用プラットフォームとしてOGを独立させたとしている。
なおOGは、クリプトドットコムの関連会社であり、CFTCに登録された取引所および清算機関である「クリプトドットコム|デリバティブズ・ノース・アメリカ(Crypto.com|Derivatives North America:CDNA)」を通じて提供される。
同社は今後、連邦ライセンスを持つ先物取引委託業者(Futures Commission Merchant:FCM)を通じて、CDNAが提供するマージン型予測契約へのアクセスも可能にする計画だ。実現すれば、マージン取引に対応する初の予測市場プラットフォームになるとしているが、当該商品はCFTCによる認証を前提とする。
OGは米国に本社を置き、当初は米国市場に注力する方針だ。アプリはアップ・ストア(App Store)およびグーグル・プレイ(Google Play)、またはウェブサイト(OG.com)を通じて利用できる。サービス開始にあたり、最初の100万人の登録ユーザーには最大500ドル(約7.8万円)のリワードを提供するとしている。
こうした動きと並行し、米国では予測市場分野への取り組みを拡大する暗号資産関連企業が増えている。コインベース (Coinbase)も1月29日に、予測市場サービス「コインベース・プレディクト(Coinbase Predict)」を米国全50州で提供開始したことを発表している。
参考:プレスリリース
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