今週注目すべき主要アルトコインはビッテンソー(TAO)、ジーキャッシュ(ZEC)、WhiteBITコイン(WBT)で、いずれも週次で2桁の上昇率を記録し、主要なフィボナッチ抵抗線に迫った。
CoinGeckoのデータによると、TAOは28.3%、ZECは21.3%、WBTは20.2%上昇した。各チャートはいずれも、回復が重要なテクニカル水準で試されている様子を示している。
ビッテンソー(TAO)は7日間で28.3%上昇し、273ドル付近で推移。本年6月13日に0.236フィボナッチ水準(236ドル付近)を再び上抜いた。その後、2025年11月から続く上昇平行チャネルの中間線まで上昇した。
このブレイクアウトでは出来高が明確に急増した。この動きには実需が伴っているとみられる。
BBWP指標のボラティリティ拡大がモメンタムの強まりを示している。
次の抵抗線は0.382フィボナッチ水準の294ドル付近にある。その上は0.5水準(341ドル)、さらに0.618水準直下の388ドル付近のスイングハイ(青丸)が視野となる。似たようなビッテンソーのブレイクアウトは今年初めにも観測された。
サポートは236ドル、チャネル下限の187ドル付近が下値メド。終値が236ドルを下回った場合、上昇シナリオは弱まる見通し。それまでは再び上値テストへの流れが続く。
ジーキャッシュ(ZEC)は21.3%上昇し、531ドル付近で取引された。ZECは4月に上昇したが、0.786フィボナッチ水準となる629ドルで上値が抑えられた。この長期レジスタンスでヘッドアンドショルダー型が形成された。
このパターンをきっかけに大きな調整が発生。価格は2月から4月にかけて下支えとなった240ドル付近の蓄積ゾーンまで下落した。この下落は高出来高をともない、強い吸収があったと考えられる。
ZECはその後、0.618フィボナッチ水準の533ドル付近まで反発。同水準は12月下旬のスイングハイ(青丸)にもあたる。強気なMACDクロス(紫色の丸)も見られ、過去のジーキャッシュのブレイクアウトシナリオと同様の動き。
日足終値が533ドルを上回れば、629ドルへの再上昇が視野に入る。一方、反落となれば0.5水準の467ドルか、0.382水準の400ドル付近まで調整する可能性。
WhiteBITコイン(WBT)は20.2%上昇し、55ドル付近で推移している。WBTは5月27日まで上昇チャネルを維持したが、その後急落し42ドル付近のサポートを再テストした。
強いV字回復となり、安値からおよそ30%反発。WBTは0.382ならびに0.5のフィボナッチ水準(51ドル、53ドル)をサポートとして上抜き、いずれも現在の価格を下回っている。
重要なテストは0.618フィボナッチ水準の56ドル付近で控えている。このゾーンは下抜けたチャネル下限とも重なる。明確に上抜けば、0.786水準の60ドルや過去最高値64.43ドルの再試行も見込める。これは過去のWhiteBITチャネル突破と同様の構造。
RSIは売られ過ぎ圏から回復し、現在は中立〜強気の60に接近。指標が買われ過ぎに達する余地が残されている。
3銘柄とも6月第3週にかけて類似した展開。いずれも調整から反発し、現在は重要なフィボナッチの接点を試している。強気継続には、それぞれの水準を日足終値で上抜く必要がある。
TAOは294ドル、ZECは533ドル、WBTは56ドル付近が重要な節目。これらを突破できなければ、TAOの以前の動きのように再び持ち合い入りとなる可能性。